フルタイムビットコイナーに憧れるイーサリアンなひよこです☆

 

さて今回は、ステーブルコイン(=(価値の)安定したコイン)についてふれてみようと思います。

 

ペッグドトークン(何かの価値と連動したトークン)はたくさんありますが、

流通量や流動量、安定(相関性)を保つ仕組みを総合的に判断して、成功しているものは少ない現状です。

 

一番有名なのはTether社の発行するUSDTでしょうか。

これはTether社がUSDの信託を受けて発行されるUSD連動トークンです。

昨今世間を賑わせている騒動は、本当にUSDで担保して発行してるの?という疑念を解消できないでいることです。

また、規約上では、必ずしもUSDと価値を一にするわけではない旨と、償還に応じる義務はないというようなことが書かれており、その信憑性は揺らぐばかりです。

全てはTether社への「信用・信頼」にかかってるということです。

 

そんな中、昨年末に開始された「Dai」(USD連動トークン)が、暗号通貨界初の試みとして発行が始まりました☆

詳しいことはこちらからhttps://makerdao.com/

どういったものか簡単に説明すると、

まず、信頼の必要のある発行機関がありません!

これはMakerDaoという開発チームがプロトコルを開発し、全て自動的に動きます。

もちろん分散アプリケーションですので、サーバーが飛んだり止まったり、書き換えられたり、バグったりしません。

プログラム通りに忠実に働き続けます。

 

仕組み

ETHを担保入れしてUSD換算値のDaiが発行されます。

(今後各種主要通貨を担保化できるようにアップデートされ、単一担保であることのリスクも軽減されます。

第二弾はDGX(GOLD1g価値連動)が担保可能になります。Ethereumチェーン以外のものはクロスチェーン交換が必要なためまだまだ開発期間が必要と思います。)

 

DaiはいつでもETH(及び担保アセット)に償還できます。

 

基本はこれだけのことですが、

例えば、ETHが1000$の時にDaiを発行して、1000Dai=1ETHの状態で、

ETHの価格が暴落(担保価値の急落)したとしましょう(仮に500$(500Dai))、ここでDaiを償還してETHに戻すとするならば…

1000Dai=2ETHということになります。

しかし、、、担保は1ETHしかありません。。。  おっと破綻だ!! となってしまいます。

これは極端な例ですが、構造的にはそういったことです。

これを回避するために緊急プロトコルとして、MakerDaoにはそのガバナンスのためのMKRというトークンがあります。

これを緊急増発し、市場(DEX)で売却、ETH(担保)を追加するという処置が実装されています。

これは、MKRホルダーにとってはトークン価値の希釈となる(追加発行)ため、そういった事態が起こらないようにDaiの設計をより安定的に作り上げていくインセンティブとして働きます。

 

https://mkr.tools/

現在の単一担保(ETHのみ)の状態では、5000万$分(5000万Dai)(~1億$まで拡張予定)を担保上限として取り決めて、既に1000万Dai程度発行されています。
(Dai発行を伴わない「純担保」も仕組みとして組み込まれています。)

春~夏にDGXを第二弾担保として追加し、1億$~5億$の担保になるだろうという予想のようです。

(ちなみにTetherUSDTは22億$発行されています。)

 

また、発行システムがさらに改良され、より柔軟にUSDペッグが実現できるようになります。

(揺らぎをあえて容認し、目標値(USD値)を定める形にすることで、発行~流動の全ての流通局面に於いてUSDペッグへと向かうインセンティブを強化し安定させます。詳しくは⇒https://medium.com/@MakerDAO/the-road-ahead-for-dai-504b9db459d8)

 

 

 さて、暗号通貨(及びトークン)を担保として発行される世界初のUSDペッグドトークン「Dai」

いったいこれのどこにワクワクがあるんdai?()

 

まず、流通量の増加によって、認知と活用、(社会実験的ではあるので)安定性の証明が成されることが第一段階。

そうなってくると、各種取引所の基軸として扱われる範囲が広がると予想される。

暗号通貨界内で確固たるフィアットペッグに成功しているというDaiの存在が、次には、フィアット界でそのまま使えるようになっても良いんじゃない?という雰囲気に! なるかもしれないっしょ?w

逆輸出的に、価値の移転が可能になるかもしれない。と思うのです。

フィアット界からは各国暗号フィアットや現物アセットトークンの流入という歩み寄りが考えられますが、

Daiは暗号通貨界側から、フィアット界に向けての歩み寄りの一つの方法ではないかと、考えるわけです。

(結局ね、それってBTCがフィアット界で受け入れられることと同意だよね?ってなるけどそうだよねw

そこに辿り着くまでの布石になるんじゃないかな?と。)

 

そういった可能性を感じることに、ワクワクしませんか?☆

 

長文御読み頂きありがとうございました☆

 

 【 ひよこの賽銭箱 】

ETHとかトークンとか投げてくれたら喜ぶよ☆

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※2018.02.17 追記

Dai発行の仕組みを詳しく見ていくと、上記に書いた形では説明しきれていなくて、

もっとこの仕組みを有効に使って、金融の分散化が可能であるというのが見えてきました。

少し具体的にあげると、

1、Daiは、担保(ETH)を質入れすることで発行できるもの

2、担保率は150%が最低ライン(つまり担保価値の2/3までDaiが引き出せます)

3、担保率が150%を下回った場合は、清算されます。この場合ユーザーの手元には引き出したDaiのみが残ります。

4、質流れとなった担保は、13%をPETH(担保ETH)、87%が純資産担保としてプールされます。

5、純資産担保は誰でもDaiで買い取ることができます。

6、ここで面白いのは、13%の担保に残っているPETHです。基本的にPETHは質入れ担保です、つまりいつでも償還可能なものです。これが、デフォルトした13%分が余分に存在します。

 これは、PETH:ETHが1:1ではなくなることを意味します。(ちなみに今は1.001:1です。)
償還時に利息的なものが付く形です。これが、PETH(質入れ)を行いDaiを発行するインセンティブとなります。

7、基本の仕組みは、例えば1ETH(仮に1000$とします)を質入れし、666Daiを借り入れるとします、

ETHが値上がりし2000$になったとしましょう、この時担保に入れた1ETHを取り戻すのに必要なDaiは666Daiです。

8、さらに、借りたときに666$分のETHを市場で購入していたら、2000$の時に売却して1332Daiを得て、666を償還に使う。手元に残るのは、初めの1ETHと666Daiということになります。

値上がり益と同時にレバレッジによって生み出されら利益が手に入ります。つまり最大1.66倍のレバレッジがかかるということです。

9、くれぐれもデフォルトしないようにお気を付けくださいw

  ご利用は計画的に☆

10、CDP(⇐このシステム)はデフォルトしなければ永続的に担保価値の66%まではDaiを引き出すことができます。

担保の価値上昇をドル建てで引き出すことができるという面もあります。

(細かい設定や手数料、TXのgas代などがありますが、まぁざっくりとしたところはこんな感じです☆)

(ちょっと興味でてきたでしょ?w 私も動かしてみようと思います。実践レポートとかは私は面倒なので、マメなブロガーさんが誰か書いてくれるのを待ってくださいw)

 

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ETHとかトークンとか投げてくれたら喜ぶよ☆

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